S17、レギュレーションFお疲れ様でした。
レギュレーションFは自分の相棒ポケモン、コバルオンが解禁され、もっともテンション高く潜り続けた4ヶ月で、今まで以上に真剣にレート2000を目指して潜り続けたシーズンでした。
しかし、ご覧の通り結果は最終801位、レートは1907と見るも無残な結果に終わりました。
TN:しかボヲイ
最終801位
レート1907
とはいえ、コバルオンと潜るランクマは最高に楽しく、一応自分の中の最低目標である最終3桁はギリギリ達成できたので、構築記事として残すことにしました。よろしければ、相棒ポケモンとの奮闘記、ご覧ください。
構築経緯
レギュレーションFでは相棒ポケモンであるコバルオンが解禁されたため、コバルオンを中心に潜ることは決定。
同時に、コバルオン(弱い鹿)と、環境最強の鹿であるディンルーを合わせた🦌🦌構築を組みたいと言うわけのわからないところから構築を組み始める。
この2体では水ウーラオス+ランドロスの並びがきついため、ランドロスの威嚇も気にならないエアスラ電磁波ゴツメカイリューを採用。
同様に環境最強ポケモンのハバタクカミも重いため、炎オーガポンおよびチョッキアシレーヌを採用。
最後に、問答無用の最強ポケモン、ブーストエナジーハバタクカミを採用して構築を完成した。
コンセプト
・ディンルーまたはカイリューで荒らした後、裏の強力な積みアタッカーで詰める
・コバルオンを使う
個体紹介
コバルオン
性格:陽気
テラスタイプ:水
持ち物:食べ残し
技:鉄壁、ボディプレス、ヘビーボンバー、挑発
調整:179(100)-111(4)-160(84)-x-101(68)-176(252)
臆病メガネカミのムンフォ確定耐え
陽気炎ポンのツタこんぼう確定耐え
本構築の軸である正義の鹿。物理相手にはめっぽう強く、ランドロスですら起点にして鉄壁を積みまくり、裏のウーラオス、ブエナハバカミを3タテと言うような試合もありました。
カイリューですら挑発→鉄壁で無理やりゴリ押しすることもでき、おそらく今までの世代の中でもっとも強い時代なのではないかと思います。
後述のディンルーのステロや、カイリューの電磁波と絡め、本当にいい仕事をしてくれました。
ママンロンゲの並びにも比較的強く、ロンゲの捨て台詞が気にならないところも偉かったです。
テラスタイプは、汎用性が高く水ウーラオスにも強く出られる水です。
サーフゴーには基本何もできないので、サーフゴーのいる構築には基本投げませんが、投げた場合には裏でケアできるポケモンを選ぶことが大切になります。
レギュFではコバルオン入りでレート2000を達成されている方もいるのに、そこまで連れていけなかったことが本当に残念です。
ディンルー
性格:わんぱく
テラスタイプ:毒
持ち物:オボンのみ
調整:261(244)-131(4)-194(212)-x-106(44)-66(4)
臆病ハバタクカミのムーンフォース確定耐え
意地特化炎ポンの1剣舞テラスツタこんぼう確定耐え
意地特化パオジアンのつららおとしオボン込み確定3発
本構築の2体目の軸となる、硬すぎる鹿。テラスを切ってパオジアンとハバタクカミを持っていけるのは、このポケモン以外いないのではないでしょうか。
※怯みと零度は無理
ほぼすべての構築に投げていた最強の悪い🦌。
特性と耐久力が本当にチートでした。初手にオーガポンとウーラオスを呼びやすい構築のため、後述の電磁波エアスラカイリューとの相性がとてもよく、オーガポンランドロスウーラオスのような構築には、カイリュー+ディンルーをよく投げてました。
クッションで使っても強い、アタッカーとしてもやれる、まさに最強の🦌。
テラスタイプは毒ビシ展開にも強く、汎用性の高い毒テラスです。
ハバタクカミ
性格:臆病
テラスタイプ:水
持ち物:ブーストエナジー
調整:147(132)- x -88(100)-172(132)-157(12)-189(132)
意地特化パオの不意打ち確定耐え
意地特化パオのつららおとし乱数耐え(68.75%)
Sは最速トドロクツキ抜き
今更語るまでもない最強ポケモン。テラスを切らせる圧力が凄まじく、カイリューに鋼テラスやノーマルテラスを切らせ、裏の強弱🦌で処理する動きもとても強かったです。
テラスタイプは鋼技や雨構築、水ラオスに強めな水テラス。
テラス切らせたあとのライコとの瞑想の積み合いは、もはや終盤名物になってました。
※最終日前日放電麻痺で4連痺れで動けず負けた
カイリュー
性格:臆病
テラスタイプ:フェアリー
持ち物:ゴツゴツメット
技:エアスラッシュ、電磁波、羽休め、アンコール
調整:193(212)- x -142(212)-122(12)-124(28)-106(44)
ハバタクカミのメガネムンフォ確定耐え
陽気パオのつららおとし確定耐え(怯みは無理)
無振りブリジュラスの上を取れるようにSに44
あとは目分量
S16までラム飛行テラスカイリューを使っていたが、アタッカーカイリューを上手く使いこなせず、かつテラス前提の動きになるため、コバルオンとの同時選出が難しくカイリューの型に悩んでいたところ、パオやハバタクカミに上から麻痺を入れて、後続のコバルオンやオーガポンで殴る動きが強いと考え採用。
電磁波はアンチだったが、入れてみたらめちゃくちゃ強くて「そりゃみんな使うわ」ってなりました。
起点作りもでき、パオランドオーガポンのような並びをこいつ一体で破壊することもあり、カイリューの型の豊富さを改めて感じました。
このカイリューは使われていても非常に嫌でしたが、使ってみると相手にも嫌がられ、切断される事も多々ありました・・・
テラスタイプは、無難に強いフェアリー。
弱点としてはこの型のカイリューはサーフゴーとタケルライコに打点がないため、裏のポケモンとの選出が非常にシビアでした。
オーガポン(竈の面)
性格:陽気
テラスタイプ:炎
持ち物:竈の面
技:ツタこんぼう、ウッドホーン、剣の舞、アンコール
調整:163(60)-163(180)-105(4)-*-118(12)-178(252)
捕まえてすぐ努力値を振ったため目分量調整
環境にあまりいない最速炎オーガポン。
受けルやブリアシレランドに大活躍してくれました。言うまでもなくメガネ以外のハバカミにも強く、無難に活躍してくれました。
初手炎オーガポンミラーにも強く、ほぼ上からツタこんぼうを打てるため、相手のオーガポンがテラスを切らない場合はそのままイージーウィンできることも多かったです。
アンコの枠は岩封やじゃれが欲しい場面もありましたが、悪ラオスとの不意打ち択やチオンジェンの宿り木を縛ったりできて、最後まで悩みながらアンコールで使ってました。
アシレーヌ
性格:ひかえめ
テラスタイプ:草
持ち物:突撃チョッキ
技:ムーンフォース、うたかたのアリア、サイコノイズ、アクアジェット
調整:183- x -94-194-137-83
※USUMから連れてきた目覚めるパワー炎個体そのまま使ってたので、細かい調整忘れました・・・
本構築の最後のピース、アシレーヌ。パオジアンやウーラオスに強い・・・と思い採用したが、全パオジアン電気テラスか絶対零度を打ってきて、水ラオスも意気揚々と電気テラスを切ってくるため、この対面は最後まで安定しませんでした。
とはいえ、頑丈ブリジュラスに弱くなく、ハバタクカミにも対面負けないため、このポケモンの枠は他に変えがなかったと思ってます。
数は多くなかったですが、キノガッサ入りには初手投げして草テラスを切ってムンフォ+アクジェで処理することもありました。
ディンカイサーフパオカミウーラや、ガチグマのいる構築には初手投げすることも多かったです。
テラスタイプは電気や草を打ち消せる草タイプにしましたが、毒弱点が消せないため、キラフロルやテツノドクガに隙を見せてしまうため、毒テラスでも良かったかもしれません。
HCで使ってましたが、環境的にはHBの方が強かったかもしれません。
基本選出
ディンルー+ハバタクカミ+コバルオン
ディンルー+カイリュー+ハバタクカミ
・対晴れパ
ディンルー+カイリュー+ハバタクカミ
ディンルーから入り、ステロから入ってきた場合には地震でコータスを処理。あくびから入ってきた場合は即カイリューに引いてアンコールor裏読みで電磁波。
・対雨パ
ペリッパーをアシレーヌで処理した後に出てくるブリジュラスはエレクトロビーム型なので、草テラスを切ってムンフォ。水ウーラオスにはカイリュー後投げでゴツメで削る。イダイトウはカイリュー+カミで処理の流れが多かった。
・対ブリアシレランド
炎オーガポン+ディンルー+ハバタクカミ
初手炎ポン安定。アシレから入ってきた場合には、だいたい持久力ブリジュラスに引いてくるため剣舞を積んでテラスを切って殴る。そのまま3タテする試合も多かった。
炎ポンから入ってきた場合にはテラスを切って即殴る。
・対ランドライコウーラ
・対ディンカイサーフパオカミウーラ
アシレーヌ+ハバタクカミ+ディンルー
・対イエカシラ
カイリュー+ディンルー+ハバタクカミ
・対アローラキュウコン展開
ディンルー+ハバタクカミ+コバルオンor炎オーガポン
・対ママンロンゲグライパオ
コバルオン+ハバタクカミ+ディンルー
・対ドヒドディンルーカイリュー
コバルオン+ディンルー+ハバタクカミ
※ドヒドディンルーには、コバルオンで挑発入れて鉄壁積んでボディプレ打ってれば気付けば降参される
きついポケモン
あくびガチグマ
カイリューのアンコールやカミの瞑想で誤魔化すが、最速起きにかけないと厳しい。
タケルライコ
ハバタクカミ+ディンルーでなんとかなることが多いが、瞑想持ちのライコは厳しい。
ラウドボーン入りの受けループ
コバルオンやオーガポンに打点がなく、裏にはハピナスかラッキーが控えているためきつい。
最後に
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
S17はレギュF、自分のコバルオン構築の完成形として「絶対に20に乗って終わる」と臨んたシーズンでしたが、25日に爆溶かししてしまい、そこから順位を戻すのに時間をかけすぎてしまい、泣く泣く最終3桁に目標を切り替えました。
鹿し、やはり2000に届かなかったのはめちゃくちゃ悔しいです。ただ、自分的には最後までコバルオンと潜り続ける、それがレギュFの目的の一つでもあったので、そういう意味では最高に楽しめたシーズンでした。
レギュFはコバルオンが輝ける最初で最後のシーズンだと思っているので、レギュG以降潜るのであれば、コバルオンはしばらく休みかな、と思ってます。
レギュGはまだ何も決めてませんか、また潜ることになったら、ぜひ一緒に楽しんでいただけたら嬉しいです。
質問があれば、@xy_yayakomaまでお願いします。
これからもどうぞよろしくお願いします🦌🙏