【S23】鋼格闘の鹿は鋼フェアリーの犬へと転生した【最終471位】

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■はじめに

S23お疲れ様でした。

今期は最終471位、レート1910ということで、正直全然記事にするレベルではないことは重々承知ですが、今回は忙しい中構築相談の乗ってくださったとっつぁんさんをはじめ、お世話になった人たちへのお礼という意味も兼ねて、また節目という意味でも記事を書くことにしました。

ことの始まりはS22、ザシアン軸を使っていたものの全く勝てず悩んでいた時、たまたまランクマで当たったとっつぁんさんがザシアン+相棒ポケモンバシャーモで結果を残していたことを思い出し、軽い気持ちで相談をしてみました。

とっつぁんさんは懇切丁寧に相談に乗ってくれ、自分の構築の弱いところ、こうすれば良くなるというところを的確に指摘してくださいました。

また、同時に昔から交流のあるすいろさんにも相談したところ、自分にはない気づきや発想をいただき、ポケモンで言えばレベル1の孵化したばかりの鹿が、ゼルネアスになるかのごとく成長できました(という気がしました)。

S22はとっつぁんさんの構築と自分のオリジナルの構築を使わせていただくことで、まずは「慣れる」ということを重きに置き、とにかく時間の許す限り潜りまくりました(多分600戦くらいは潜りました・・・)。

その結果、自分で考えた構築も楽しいのですが、やはり強い人の構築には確かな意味があり、そちらをもとに自分の使いやすいものを作ったほうが、ランクマが楽しくなるし強くなれるのでは、という発想から、とっつぁんさんの構築をベースに自分の使いやすいポケモンを使ってカスタマイズする、という手法で考えたのが今回の構築となります。なので、基本はとっつぁんさんの前期の構築となっています。

前期のとっつぁんさんの構築はこちら↓

tottuanpoke.hatenablog.com

■構築紹介

ザシアン(NNコバルオン)@くちたけん

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性格:意地っ張り

特性:ふとうのけん

実数値:185(140)-242(164)-137(12)-×-136(4)-192(188)

技構成:巨獣斬 じゃれつく 氷の牙 剣の舞

陽気マンムー地震確定耐え、意地マンムー地震を乱数耐えで耐久を調整しました。なお、マンムー対面ではすべて一撃で56されているので、耐久振るならガッツリ振った方がいいと感じました。

Sはザシアンミラーで勝てるように、少し多めに振りました。

氷の牙はランドへの打点になり、舐めてステロで居座るゴツメランドに氷の牙でダメージを与え、そのまま巨獣斬で持っていく、という動きが強かったです。

居座られて地震を打たれるとゴツメ+地震で乱数で4ぬため、Sを割いて耐久に回した方が強いと感じました。

日食ネクロやヒトムに対してインファが欲しい場面も多々ありましたが、本構築では後述のヒードランがザシアンのメタモン対策になっているため、最後までこの技構成で戦いました。

 

ランドロスこだわりスカーフ

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性格:陽気

特性:威嚇

実数値:165(4)-197(252)-110-112-100-157(252)

技構成:地震 とんぼ返り 岩雪崩 くさむすび

いつの時代も過労死枠のポケモン。構築全体でヌオーが重かったためくさむすびを持たせたが、ほとんど生きる場面がなかったためステロの方がサイクルを有利に回せると感じました。

黒バドレックスの上からトンボを打ってロンゲにつないだり、オーガ対面でトンボ→トリトドン着地、ランド対面でトンボ→ザシアンと、とにかくスカーフトンボが便利すぎて手放せませんでした。

とっつぁんさんをはじめ、一般的なザシクレセの構築は、この枠にはガブリアスが多く採用されています。

 

クレセリアゴツゴツメット

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性格:図太い

特性:浮遊

実数値:227(252)-×-189(252)-95-151(4)-105

技構成:エナジーボール 電磁波 月の光 三日月の舞

とっつぁんさんのクレセリアをそのまま使わせていただきました。

主にヌオーへの打点としてエナボを持たせていましたが、今期はエナボを警戒してか裏に引かれることが多く、ヌオー対面では交代読み電磁波を打つことが多かったです。

相手の構築をザシアンやランドで荒らした後の三日月の舞が非常に強力でした。

とっつぁんさんが記事の中で「三日月の舞で伝説枠を実質2匹使うことができる戦術は強いと思っているが、使っている人が非常に少なかった。もっと流行ってもおかしくないと思っている。」と述べられていましたが、特に終盤はザシクレセが流行っていたと思います。

忘れたころに現れる身代わり剣舞ザシアンを見たら、鹿たなく即降参していました。

 

トリトドン@きれいなぬけがら

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性格:図太い

特性:よびみず

実数値:217(244)-×-132(252)-112-104(12)-59

技構成:熱湯 冷凍ビーム 大地の力 自己再生

ほぼオーガ、ウオノラゴン対策のためのポケモン。入れておくだけで相手のオーガ入りとウオノラゴン入り構築の選出を歪められるので重宝した。実際オーガが出されないことも多く、特にオーガメタモンの構築には選出時点で相手のオーガの選出を切り、ザシクレセドランの選出をすることが多かったです。

途中あまりにもオーガゴチルの並びが多くてきれいなぬけがらを持たせていましたが、終盤その並びがほぼいなくなったため、オボンかラムが欲しい場面の方が多かったです。

最初は冷ビの枠をミラコや身代わりで使っていましたが、ジガルデ軸が重く冷ビに変えたところ、割と安定しました。

 

ヒードラン@食べ残し

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性格:穏やか

特性:貰い火

実数値:193(212)-×-127(4)-151(4)-173(252)-102(36)

技構成:マグマストーム 大地の力 鬼火 挑発

こちらもとっつぁんさんのヒードランをそのまま使わせていただきました。

エアームドテッカグヤ入りは基本ドランで見ていましたが、カグヤは地震入りの個体も終盤増え、安定して勝つことは難しかったのですが、それでもダイナ軸やネクロ構築には比較的安定して勝つことができました。

また、地震持ちのヌオーにも鬼火を入れてしまえばある程度抗うことができ、鬼火やマグストを外さなければこの構築最強のポケモンと言ってもいいと思いました。

ザシアンをメタモンにコピーされた際の引き先としても優秀で、相手の構築にメタモンがいる場合にはほぼ選出されるため、ザシアンとヒードランはほぼセットで選出していました。

 

オーロンゲ@突撃チョッキ

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性格:意地っ張り

特性:悪戯心

実数値:202(252)-173(140)-86(4)-x-108(100)-82(12)

技構成:ソウルクラッシュ パワーウィップ ふいうち 炎のパンチ

チョッキなのに悪戯心採用というオーロンゲ。お見通しでの採用も考えたが、アタッカー型だとすぐにばれるのは弱いと考え、悪戯心のまま採用しました。この採用は当たりで、黒バド対面で悪ラオスに引かれてソウルクラッシュでそのまま落としたり、(おそらく電磁波か壁を読まれるため)、スカーフオーガのしおふきも耐え、パワーウィップ→ふいうちで落としたりと、影のMVPでした。

ザシアン全盛のシーズン、選出は控えめでしたが、黒バド軸にはこのポケモンのおかげで8割以上勝てていたと思います。

 

■きつい構築

ホウオウ軸

ホウオウに対する打点がランドの岩技鹿ないため、非常にきつかったです。ホウオウに地震がなければドランで無理やり突破することもできるのですが、ほぼすべてのホウオウが地震を持っていたので勝率は安定しませんでした。

 

ジガルデ軸

ジガルデへの打点が乏しく、特にジガルデカグヤのような並びには非常にきつい試合展開を強いられました。蛇にらみを食らうと3連麻痺4連麻痺は当たり前なので、そのままとぐろを巻かれまくって突破されるという試合が非常に多かったです。

ちなみにS23のとっつぁんさんの構築は、この辺の軸にもうまく立ち回れるように更に考えられています。もしよければこちらの記事もご覧ください

tottuanpoke.hatenablog.com

 

■最後に

いつも丁寧に相談に乗ってくださったとっつぁんさんをはじめ、僕が唯一参加させていただいている窓の皆さん、そしてTwitterでいつもこんな社畜を応援してくださっている皆様のおかげで、いつも楽しくランクバトルをさせていただけています。高順位の方はもちろんですが、順位関係なく楽しんでいる、頑張っている皆様の姿を見るだけで僕のモチベーションが保たれています。本当にありがとうございます。

今期も結果は振るいませんでしたが、お世話になっている人たちへのお礼と、何か少しでも参考になるものがあればと思い、記事を書くこととさせていただきました。

社会人、家庭持ち、ブラ・・・社畜ということで、ランクマに割く時間を捻出するのは本当に大変な環境ではありますが、今後もできる範囲で全力で頑張っていきますので、これからもどうぞよろしくお願いいたします。